まどかの戯言集

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【2017年徹底解説】遅延型フードアレルギー検査を自宅で挑戦!【IgG 96 スタンダード・フード・パネル】

はじめに

何かを食べると、即座に蕁麻疹等が現れるような激しい症状は出ないけれど、なんとなく具合が悪くなる(肌荒れする、頭が痛くなるEtc..)と感じることが糖質制限をしている時に如実に感じることがありました。

 

僕の場合は糖質制限生活をしている時に、月1で糖質OKな日にはラーメンやパスタ等をたくさん食べていたのですが、その日の翌日、翌々日には肌荒れやニキビが通常時より酷くなっていることに気が付きました。もともと少しアレルギー体質なこともありますが、、

  

病院で普通の食物アレルギー検査等を行っても特に反応は無く(他のアレルギー検査では反応するものがありましたが本エントリーとは趣旨がそれるので別の機会に)、原因は何だろうと悩んでいたところ「遅延型フードアレルギー」というものを知り、色々と調べてみたところ、家で検査できるキット『lgG 96 スタンダート・フード・パネル』が発売されていることがわかったので実際に試してみました。このキットでは96種類もの食品の遅延型アレルギーの検査ができます。肉類、乳製品、フルーツ、野菜Etc... どのような食品の検査ができるかは公式のサンプルをご確認ください。

 

この記事では「遅延型フードアレルギー」についての基礎をまとめつつ、実際に検査キットlgG 96 スタンダート・フード・パネル』を購入し試した過程・結果をまとめていきたいと思います。

 

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]

 

 

遅延型フードアレルギーとは

即時型アレルギー

一般的に食物アレルギーとして知られているのは、IgE抗体による「即時型」の食物アレルギーです。食べ物を摂取した直後にかゆみや蕁麻疹などの皮膚症状や喘鳴、咳などの呼吸器症状、消化器症状(腹痛、下痢、嘔吐など)など、そして、場合によっては喉頭浮腫による窒息など命に関わる場合もあります。

 

こちらのアレルギー検査の場合は、基本的に保険が適応されます。しかしもちろん全てという訳ではありません。

 

保険が適応されるのは、症状が出ている状態でテストの必要がある場合に限られます。検査の必要もないタイミングで食べ物や花粉症の症状を調べようとすると保険適応外になってしまう場合もあるので要注意。

 

その条件をクリアすれば、アレルギー検査は一度に13項目までの検査は保険適応内で受ける事が出来るそう。血液検査であれば、その13項目を5,000円~6,000円で受ける事ができます(僕調べ)。

 

遅延型アレルギー

一方、今回の記事の主軸でもあり、最近注目されているものは「遅延型」の食物アレルギーで、このタイプのアレルギー反応は、IgGやIgA、免疫複合体が関与し、食べ物を摂取してから数時間~数日後に症状が現れるものです。

 

「遅延型」は「即時型」ほど重い症状になることは少ないですが、症状の発現が遅いため症状と原因食物との関係がわかりにくく、原因が食物にあると原因特定することが難しいです


また、「遅延型」アレルギーは、好物でいつも食べているなど摂取頻度が高いものでアレルギー症状がでることが多く、中止して初めて体調が良くなっていることに気づくことも多いとか。

 

「遅延型」アレルギーが注目されるようになったきっかけは、2011年にLancetという医学雑誌にて、ADHDの患者において、IgEアレルギー検査で陽性にでたものだけでなく、IgGで陽性になったものを除去した場合に、よりgGで陽性であったものを除去した方が効果的であったという研究報告があったことから、少しずつさまざまな原因不明な難治性の症状や疾患に対しても検査が試みられるようになり、近年、その検査の有用性について議論されるようになってきたばかりの分野です。今後もデータの集積・蓄積がされて、その意義や有用性についての正確なエビデンスがまさに構築されるところというのが現状です。

 

こちらの検査は、病院でするにしろ、僕の使った自宅でできる検査キットを利用するにしろ、保険適用外になるので、その検査代金が自費になってしまうため、高額(28000円前後)になります。

 

以前「ビジネスに悪用し、検査の意味を理解せず、闇雲に検査をすすめて、いい加減な説明をされるケース」と言ったケースが多発し、日本アレルギー学会や日本小児アレルギー学会は「今のところは検査の有用性がまだ実証されていない部分が多いので、高額で説明不十分に検査を勧められた際には、医療機関での検査であっても、受けるかどうかはよく検討してください」と注意喚起を促す声明を発表された経緯もあり、少し疑い深くなっている人も多いようです。

 

今回僕が試したUS BioTek Laboratoriesの検査キットは、米国でも一定以上の評価と信頼を得ているものとのことです。まあ、とりあえず自分の身体のことはしっかり知っておいて損はないので、今回僕は検査キットを使って調べることにしました。

 

実際に試してみた!

ということで実際にamazonで購入して試してみました。ここからは写真が多めになります。

 

検査キット

検査キットの箱

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このようなわりと小さめの箱に検査キットが梱包されています。僕が購入した時点ではamazonに「発送までに3~4日」と書かれていましたが2日で到着しました。

 

箱の中身

f:id:s-a-o-t-o-m-e:20170319160545j:image 色々とは入っていますが、返信用封筒関連のもの、検査に使うもの、説明書に大まかに分けることができます。自宅での検査キットとは言え、実際に自分で採血を行うのでそれに関する説明と注意が多い印象です。

 

バンドエイドと一緒に..

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バンドエイドと一緒に袋に入っているものが採血する際に皮膚に針で穴を開けて出血させる器具「ランセット」です。

 

ランセットのアップ

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このランセットという採血用の機材を使って、指先に「プチッ」と針を指して採血を行う(実際には指に針を指して出血させる)のですがこれには結構勇気が必要です。注射が苦手な方、血が苦手な方はこのキットを使っての検査はおすすめできません、素直に病院での検査をおすすめします。結構血が出てきます!(写真を撮ったのですがさすがに公開できません..)そして割りと深くまで針が刺さるので痛い。笑

 

詳細な手順書

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実際の手順の詳細は写真付きの説明書を読めば一目瞭然で、とってもわかりやすいです。

 

実際に..

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手順通りに採血を行い検査用ストリップに血を染み込ませたものが上の写真です。少しグロいですね。。この状態で2~4時間放置し血を乾かします。完全に乾かすまで袋にいれてはいけないので要注意です

 

このストリップに血を染み込ませるために、指先に針で開け出血させているところから更に血を絞るようにして血を出さないと全てのストリップに十分に血を染み込ませることができません

 

この作業が一番検査できついかもしれません。十分に血をストリップに染み込ませないといけないので針で穴を開けた箇所を指圧して血を絞り出すと言う行為をしないといけない。もちろん痛みも伴いますがその行為自体に結構ビビります。笑 割りと必要な血も多いです、擦り傷とか、ちょっと怪我をした時の血の量では全然足りないですよ。

 

 バンドエイドでケア

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このようにして血を絞り出した後はバンドエイドでしっかりケアをします。上でも書いたように結構深めに針が刺さるのでバンドエイドをしていないと痛いと感じることが多々。僕のようにPCで仕事をしているような人間にとっては指先の怪我は致命傷なのですが、幸い翌日には傷も塞がり痛みも引いていたのでバンドエイドを剥がして通常通りに仕事をすることができました。

 

送るもの

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採血した検体を指定の袋にいれてガード用のポケットにいれ、書類に必要事項を書き込み、また検査で利用したランセットも回収されるので指定の袋に入れて送り返します。

 

指定のものを送ることを忘れると再送しないといけなかったり、追加料金の支払いが発生する場合もあるので送付前にしっかりチェックしましょうね!ということで2017年3月13日付けで発送しました。

 

その後の流れ

検体を指定の封筒で送付し、国内の代理店に到着すると以下のようなEmailが届きます。代理店の検体受領確認メールが来たのは郵送して2日後ほど経過した後でした。

 

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このメールの後に、代理店が海外のラボに検体を送付し、そこで実際に検査が行われます。公式情報によると2~3週間で結果が届くと言われていますが、インターネットの公式サイトにユーザー登録をしておくと、結果がいち早くPDFで確認できるとのことなので必ずユーザー登録しておきましょう。

 

結果到着(2週間後)

 2017年3月27日、待ちに待った結果が到着しました。正確に言うとインターネット上で結果確認ができるようになり、公式からも以下のようなメールも着ていました。

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実際の結果

公式サイトからDLできるサンプルのフォーマット通りの僕の結果のPDFをダウンロードして見たところ.....!!!

 

実際の結果 No.1

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実際の結果 No.2

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レベル3(Ⅲ)以上になると気をつけないといけないのですが、僕の場合は大好きな卵や乳製品がMAXの反応でした....!

 

この結果には正直とてもびっくりです。。

 

小麦等のグルテンへの反応は予想していたのですが、好きな食べ物に反応していたなんて思ってもいませんでした。。。乳製品、卵、鶏肉、、、、僕の生活を支える大好きな食材たちよ。。。

 

これらの結果を考慮し、今後の低糖質生活を再設計しないといけませんね。

 

しばらく、レベル3以上の反応があった食材を食べずに生活してみて、何かしらの変化を感じたら、また新しい記事にしようと思います。

 

まとめ 

一生付き合っていく身体ですから、自分が一番知っていないといけないのは当たり前。

 

歳を重ねる度に身体のあちこちに、若い時には気にもしなかった不調が現れたり、アレルギーになったりすると言う話はよく耳にします。僕はもともとアレルギー体質の身体なので人よりは気をつけていますが、遅延型フードアレルギーと言うのは初耳で試さずにはいられませんでした。

 

昨今注目され始めたもので、今後データの集積・蓄積がされて、その意義や有用性についての正確なエビデンスがまさに現在構築されるところの検査ですが、美容や自分の健康に一層関心がある人であれば試す価値はおおいにあるでしょう。

 

3万円は高いと感じますが、それでも、その結果によって自分の身体を一層知ることができ、長年悩んでいたものの原因が判明するのであれば、十分にその価値はあると思います。女性の方には特におすすめしたいです。僕からは以上です。

 

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]

IgG 96 スタンダード・フード・パネル[日本]

 

 

その「不調」、あなたの好きな食べ物が原因だった? 遅発型フードアレルギー

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