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まどかの戯言集

美容・恋愛についてアラサー男子が実際に使ったり/試したものを書き綴る

【Part 3】コスプレイヤーのための確定申告のための所得区分について

前回までの..

www.madoka-saotome.xyz

 

前回の記事では、税金について、納税の義務について、確定申告の事前準備に関することをコスプレイヤーの皆様にもわかりやすいように説明しましたが、今回の記事はいよいよ本番、確定申告についてです。

 

今回の記事のキーワードは「事業所得」「雑所得」「白色申告」です。副業で確定申告をする際は、「事業所得」「雑所得」どちらかの区分で申告することになるはずですが、この2つには大きな違いがあり、うまくやれば本業で払った税金も少しばかり返ってくる可能性もあります(副業を赤字にして還付金を受けとると言う方法ですが僕は推奨しませんし、それを指南していたコンサルタントが逮捕されている事例もあります)。また申告する際も、「白色申告」と「青色申告」があり、ちょっと何言ってるかわかんないですよね。今回はそのあたりについてわかりやすいように説明して、コスプレイヤーの皆様に最適な方法をアドバイスいたします。

 

 

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雑所得・事業所得

本業があり、副業としてコスプレイヤーをされている皆様の中にも「雑所得」確定申告されている方もいらっしゃるでしょうが、金額が大きくなってくると「事業所得」で申告される方も多いです。

 

雑所得」の場合、赤字が出ても他の所得と損益通算することはできません。副業での所得を0にするために様々なものを経費として、結果的にそれが赤字だったとしても、その副業の所得に対する税金がかからないだけになります。

 

 

しかし「事業所得」の場合は給与所得などの他の所得と損益通算できるメリットがあります。例えば、給与所得で500万円事業所得での赤字が300万円だったら、損益通算することで500万円-300万円=200万円にまで所得を抑えることができます。これにより、サラリーマンとして源泉徴収で納め過ぎた所得税が還付されるメリットがあります

 

だったら、できるなら「事業所得」として確定申告をして、色々な出費を全て経費として計上し、できれば赤字にしたいですよね?還付金欲しいですし。誰だってそう思います。

 

もちろん理屈からは可能ですし、普通事業が最初から黒になる場合なんて殆どないですし、制度的な欠陥をついているようなことではありません。

ただ簡単には「事業所得」として認めてはもらえないのも事実です。また、これを指南して架空の領収書を経費として計上するようにあっせんしていたコンサルタントが国税から摘発されたケースも存在しており、安易に薦められるものではありません。

 

雑所得と事業所得の区分は?

実は、税法上は「〜以上の売上があれば事業として認められる」と言った線引はありません。事業の段階や、時期によっては収入や支出が殆ど生じない事業なんてたくさんありますよね。だから、それが事業なのかどうかは、法律や制度によって絶対的 い線引をすることはできないのです。

 

ただ、だからと言って、全く売上がなかったり、実態の無いものを事業として認められるかというと、そんなうまくいくわけはありません。日本の税務当局はそこまでお人好しじゃないです、悪魔のような存在で出来る限り税金をむしり取ろうとしてくるやつらです。

 

社会通念上

 税金の世界では「社会通念上」 と言う考え方があります。明確な判断基準が無い部分では「社会通念上」に照らし合わせて判断するというしきたり。

 

例えば年間の売上が20万円もないのに、経費が300万あって赤字になっていても、そりゃおかしいですよね?社会通念上に照らし合わせて妥当とは言えない。そのため節税だけを目的に実態のない副業をしているように見せかけるようなことをしようとしてもすぐにバレますしやめましょう。

 

ただ、コスプレイヤーとして数年活動しており、実際にイベントや各撮影会等の記録を保存しておき、実際に事業所得として確定申告をしているコスプレイヤーの友人が数名いるので、コスプレを事業として本格的にやっているのであれば「事業所得」として申告しても通ることは普通にあります。

 

ここで念を押しておきたいことは「安易に節税目的で実態のない事業で事業所得として申告しないように」という点です。要は、コスプレしてないのにコスプレ活動をでっちあげて事業所得として申告するな!と言うことですね。

 

この手法は、ちゃんと事業をやろうと思っている人、副業をビジネスにつなげようと思っている人、色々な事業の準備をしている人にしか可能ではないでしょう。

 

コスプレイヤーとして確定申告するなら?

最初のうちは白色申告で全てを雑所得で申告するのが無難かと思います。

 

白色とか青色とかありますが、青色申告は控除等あって良いですが、それなりに事業としてやってから切り替えればそれで十分なので、まずは簡単な「白色申告」をする!とだけ覚えておいてください。

 

確定申告のための帳簿等については前回の記事で軽く説明しましたよね。「freee」を使って簡単にやっちゃえますのでそこまでは特に問題ないと思います。定期的にやっていれば楽ちんな作業ですがまとめてやろうとするとかなり時間も手間もかかるので帳簿作業は定期的、できれば月ごとにやっておくのが無難です。記帳方法等か難しいことは考えなくても、freeeに入力していけばいいだけなので本当に簡単です

 

www.freee.co.jp

 

白色申告に必要なものは次の3つになります。

 

  1. 確定申告書B
  2. 確定申告書に添付する各種控除関係の書類
  3. 収支内訳書

「確定申告書に添付する各種控除関係の書類」については、医療保険等に入っている場合や、住宅ローンを払っている場合などは控除の対象となるので、控除関係の書類を添付してください。

 

サラリーマン経験のある人ならば、会社に提出したことがあるかと思います。こちらは用意することに特に問題はないでしょう。

 

「確定申告書B」と「収支内訳書」は、フォーマット自体はいずれも国税庁からダウンロードすればよいのですが、これを作成するためには、帳簿への記帳を行わなければいけなく、それをfreeeでやってしまうということです。

 

まとめ

今回の記事では「事業所得」「雑所得」「白色申告」についてわかりやすく説明してきました。

 

コスプレイヤーの皆様には、「雑所得、白色申告を!」が初めて確定申告をする際の、最初の一歩として、一番合理的な方法になると思います。

 

「確定申告なにそれ怖い。。。」と思っている方はたくさんいると思います。

 

複雑で正直よくわからないし。。。。

 

でも、今の時代は様々な便利アプリやサービスが出てきて、確定申告も一昔前よりかは、はるかに簡単に出来るようになりました。

 

2016年度はできなかったとしても、2017年度からぜひ始めてみませんか?

 

税金のことを勉強すると、付随して様々なお金の知識を身につけることができます。

 

一番最初のパートでも書きましたよね?

 

確定申告に限らず、税金・お金のことについて知ることはとても有効です。学校では教えてくれません。

 

社会のルールと言うものは、頭が良い人が作ったもので、それは、頭の良い人に都合の良いルールで、その上で生きていかなくてはならなく、このルールは、頭の悪い人から都合よくお金を集めるために、頭の悪い人には理解しづらいように複雑で解りにくい仕組みになっています。

 

そんな社会に生きているからこそ、能動的に自ら学んでいくことが一層重要になってくるのです。

 

一連の記事を通して、簡単にわかりやすく確定申告やそれに必要となるお金の知識について説明してきました。まだまだ不足している部分はあると思うので、随時アップデート・追記していこうと思います。

 

僕からは以上です。

 

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