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まどかの戯言集

美容・恋愛についてアラサー男子が実際に使ったり/試したものを書き綴る

営業職女性はエンジニア男性を手のひらの上で転がしていた。

とある朝

「そもそもクラスという概念が理解できない、何?オブジェクトって?」

 

と、隣の席でパソコンを開いているエンジニアであろう男性に、同じくパソコンを開いている女性が質問をしている。

 

「設計図みたいなものだよ」

 

とエンジニアであろう男性は女性に言うも、どうやら女性の方はまだ理解ができていないらしい。

 

カップルなのか、それとも友達同士なのだろうか。おそらく後者だと僕は思ってしれっと観察を続けた。

 

男性の見た目は、言わずもがなのオタクな雰囲気を醸し出し、少しふくよかな体型。てきとうなパーカーとジーンズとスニーカー。いかにも、エンジニアだろうというラフな格好。

 

一方で女性は凛とした雰囲気。スーツを着ている。営業職のような雰囲気だ。はきはきと話し、わからないことは徹底的に聞いている。

 

 

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エンジニア男子が少しでもめんどくさそうな空気を醸し出したならば、すぐにボディータッチと可愛い笑顔で応戦し、エンジニア男子はすぐに機嫌を直しとても丁寧に女性の質問に答えている。女性に不慣れな理系出身男子なんて、営業職女性にとっては、手のひらの上で転がすよりもきっと容易いのだろう。

 

男性が持つPCはMacbook Pro Retinaの15inchのモデルだろう、キーボードが英字だったのでカスタムしてあるに違いない。一方で女性はmacbook 12inchの、おそらく何もカスタムをしていないピンクカラーのモデル。

 

話を聞いていると、どうやら2人の勤めている会社で「営業職も教養としてプログラミングをしよう」という方針が決まり、営業職の人たちがプログラミング講座に定期的に通わないといけなくなり、講座の課題に追われて社内のエンジニアに助けを求めているようだ。

 

確かに、僕も学生の頃、プログラミングスクールの講師としてバイトをしていた時期にクック○ッドの営業職の人たちに「Ruby」を教えていたことがある。

 

1 + 1 が11になるのは何故?!

 

と聞かれた時は

 

それは 1がintじゃなくてstringで文字列連結しているんですよ!

 

と教えて、すごく納得されたシーンがあり、とても印象に残っている。

 

営業職の人にとっては、もしかしたらとんだ迷惑なのかもしれないが、こういう形で、普段仕事では関わらない職種間のコミュニケーションが発生したのは、きっと良いことなんだと思う。

 

平日なのに

いつもより2時間も早く目がさめてしまったものだから、ベッドの上でゴロゴロする時間ももったいないと思い早々と支度をして通勤途中の道沿いにあるスタバに寄って勉強をしていた時の様子だ。

 

平日のオフィス街の早朝のカフェにはたくさんのサラリーマンらしき人で溢れている。所謂「朝活」と言うものだろう。女性よりも男性が多いのは、そういうものだからなのだろうか。

 

男性は、日経新聞を広げて読んでいたり、プレゼンの準備をしている人、パソコンを広げてメールチェックをしている人、勉強のための読書等をしている人が多い。

 

女性は、一方でiPhoneでインスタを見ていたり、なにか女性向けのメディアをスマホで見ている人が男性に比べて多い。

 

食べているものも、女性は男性に比べて甘いものを食べている人が多い印象だ。朝からフラペチーノを飲んでいる女性が数名いることには驚いた。朝からフラペチーノはさすがに飲めない。。

 

人間観察

僕は1人でカフェに入ると、イヤホンをして音楽を聞くフリをし、隣に座っている人の話を聞いたり、画面をそっと気づかれないように覗くことがある。カフェにいる人々は不用心なのか、平気でパスワードを人前でタイピングするし、平気で自分のプライベートのTwitterのアカウント、本名が分かるFacebookのページ、勤め先がバレてしまう会社関連の仕事途中のページが見える画面のままで席を立ったりする。

 

このように、人々の隙を突いて個人情報を集めることを、誤解を恐れずに言うならば「ソーシャルエンジニアリング」ということができるが、決してこれらは自体は違法な行動ではない。気持ち悪いかもしれないが。。

 

「ソーシャルエンジニアリング」とは、人間の心理的な隙や、習慣の隙、行動のミスにつけ込み、個人が持つ公開情報・秘密情報を入手する方法のことで、少しばかり「詐欺や犯罪の手段」として紹介されることは多いが、根本的にそれ自体は詐欺でも犯罪でも何でもなく「個人の不注意がもたらした結果」である。

 

例えば 

匿名TwitterアカウントAさんが独自ドメインの個人ブログを始めた。そのドメインのwhois情報を調べると、どうやらドメイン会社に代行せず個人の名前「A`」が所有者として表示されているようだ。次にその人の本名らしき「A`」をgoogleやFacebookで検索してみると〜大学出身ということがわかり、Twitterで本人が言っていたことと一致しており、AさんはA`さんという確証を得る。

 

といった風に、上の例はよくある話なのだが、僕達はその匿名アカウントを運用している人の本名を、いとも簡単に簡単に知れてしまうわけだ。

 

これは詐欺や犯罪の手段だろうか?否、ただの個人の不注意がもたらした結果だ。

 

僕自身、基本的にインターネットに個人情報を漏らしまくっているので、ちゃんと調べれば誰でも簡単に僕の個人情報をみつけ本名特定ができるだろう。自分にとっての何気ない人ことは、特定の相手にとっては思わぬ収穫でとても有効な情報ということを、肝に銘じて置かなければいけない。プライバシーなんて存在していて存在していないような時代になってきてると実感する。

 

エンジニア男子は

一通りのプログラミングの課題に対するレクチャーが終わると、営業職女性はエンジニア男子にスコーンとラテをご馳走していたようだ。朝から頭を使うとどうしても糖分を欲してしまう。レクチャー開始頃のエンジニア男性の顔とは別人の顔がそこにはあった。ほがらかで、なんとなくまったりにこやかな顔。少しばかり早起きしたから眠たそうにも見える。営業職女性はサクサクと身支度を済ませ席を立った。

 

エンジニア男子はその後PCでLINEを開いてどうやら誰かにメッセージを送っているようだ。

 

「プログラミングの課題大丈夫だったかな?Javascriptは最初は難しいけど覚えたら一番簡単な言語だよ。なにかあればいつでも聞いてね!週末も開いているしなんでも教えるよ!♥ 今度カフェでもいこうね!」

 

みたいな長文が見えたのでおそらく先程の相手だろう。

 

あー、

 

これが非モテマインドの非モテのコミットか。

 

 

と僕は納得して時間がきたので席を立ち会社に向かった。

 

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