吉高由里子が主演でテレビドラマ化される『東京タラレバ娘 6巻(最新巻)』を読んで、セフレからの本命昇格メソッドなどは存在しないと実感した。

はじめに

 先日、吉高由里子が主演でドラマ化されることが決定して世間を賑わしていた『東京タラレバ娘』の最新巻の6巻が発売されたので早速iBookでポチって朝一で読んでみました。

東京タラレバ娘(6) (Kissコミックス)

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過去巻の記事

 


男の「責任とる」という発言は100%信じるな(ネタバレ有り)

 本巻は「妊娠したかもしれない」という香の妊娠騒動から幕が上がります。相手はもちろん、あのバンドマンの彼ですね。とても焦る香。

 しかし年齢も年齢、一応、現在の日本の堅苦しい一般論で言うと、結婚していたのであればそろそろ子作り、もしくは子育てしていてもおかしくない年齢でもあります。

 男性とは違い、女性には明確に、子どもを健康に出産できる期限というものがあり、男性と比べるとその期間が短いため、願望があるのであれば結婚・出産・子育て戦略をねらなければいけません。

 そのうちの一つの手段として、まだ結婚をしていないカップルという関係性の中で、避妊せずのセックスで妊娠をして、できちゃった婚を狙う女性も少なくはありません。

 

妊娠の疑いで焦る様子

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 しかしながら今回の「妊娠騒動」はまた別の話。予想外の生理の遅れ。アラサーにもなって世の中の清濁併せ呑んで生きてきた女性が「ピルを飲んでおけばよかった..」なんて後悔を垂れ流しています。

 若い女性ならまだ分かるのですが、アラサーでのこの避妊に対する態度は正直「ばかやろう!」と思ってしまいます。以前別の記事でも書いたのですが、「相手任せで傷つくのは自分。避妊は女性主導が正解。」という考え方は、もっと広まるべきかなと改めて思いました。自分の大切な身体を相手任せにするな、と。

本命昇格の淡い希望を抱く香 

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 そして案の定、彼女は「セフレからの彼女昇格」を夢見ています。「妊娠」という切り札を使い、セカンド女からの彼女への昇格。身を呈したリスキーな勝負です。向こう見ずなオール・イン戦略。リスクとリターンが見合っていない賭け。

 香は、バンドマンの彼に妊娠の疑いがあるということがバレた時、彼から「産んでもいいよ」という、ある種の甘い・無責任な「責任をとる」という言葉をかけられていました。「子どもを認知する」と捉えられる発言です。 

 

責任取るわけ無いけど「責任とる」と発言する、よくいる男

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 まあ、結果的に倫子と小雪2人に真っ向から「セフレから本命昇格なんて無理」と言われ、吹っ切れた香が妊娠検査薬で調べた結果「陰性」で事無きを得たのですが、まあ、ね。

 

「妊娠じゃない」と安堵するよくいる男

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 本件から女性の皆様が学ぶべき教訓は「男の『責任をとる』は信じるな」という1点につきます。「据え膳食わぬは男の恥」、言い方を変えれば、一瞬の快楽のためなら男性は脳内麻痺を起こし、甘い言葉をどんどん呟きます。ベッドの上で。

 良い雰囲気になって「ゴム無しでいいかな?俺、〜の子どもなら、出来てもいいなって思ってる」なんて言葉を囁かれたら、やはり断れない女性は世の中には多いのでしょう。素直にその言葉を言葉のまま受け取ってしまうピュアな女性の方が多いのでしょう。

 しかし、その発言の意図の99%は「生の方が気持ち良いからゴムを付けたくない」という男の身勝手な欲望です。騙されちゃだめです。

 

セカンドでもなく..

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  そして最後には追い打ちをかけるように「サード」という事実をつきつけられ逃げ去る香。悲しきかな、セカンド女子、サード女子の夢を打ち砕いていくこのシーン。本命昇格なんてあり得なく、同じような立場の女性が他にも並列して何人もいると言う事実。バンドマンにはありがちな女性の囲いかたですよね。僕の友達にも居ました、こうやってファンとか知り合い女の子を何人も囲いハーレムを作り出しているイケメンなドラマーが(まあ、彼は女癖が悪くてバンドを脱退させられたんですが...)。

 漫画なので、絶好なタイミングでKeyが来て現実を突き付けて指摘してくださいましたが、現実はそう甘くなく、誰もあなたの行為をキリッと否定したり、指摘をしてくれる人はいないんじゃないですか、「目を冷めせよ馬鹿野郎」ってキツく言ってくれる人がいない問題。だからこそセフレ枠に甘んじちゃう人も多いのではないかな。セフレ枠で身分相応だと納得して特に傷ついていなかったり、割り切っている人であればWINWINな関係ですし問題ないのですが、そうはいかない人が大多数。

 

だからしっかり肝に命じておいてください

本命には成り得ないのです。その他セフレ枠女子は絶対に

本命昇格戦など存在しない!

まとめ

 今回は本巻の香のエピソードを切り出し、ネタバレを含む感想と「セフレから本命には昇格しない」という点について考察していきました。その他にも、小雪の不倫相手とのやり取りのエピソードや、倫子のエピソードも示唆に富む内容になっております、このエントリーでは触れませんが実際に読んでみてぜひ感想を教えて下さい。

 本当にタラレバという作品は、世のこじらせ女性が抱く悩みを皮肉にうまく表現しているなと改めて実感します。ドラマ化も決定しましたし、今後もしっかりチェックしていきましょう。

 それでは、全国のセフレ枠の皆様が一刻も早くセフレ沼から抜けだし、目を醒ましますように。

 

東京タラレバ娘(6) (Kissコミックス)

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