『騙されやすい人が成功する』を読んで、モチベーションソースを探る。

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 僕には、日曜日の朝は6時45分に起きてシャワーを浴びて朝食(プロテイン、野菜スープ、目玉焼き2個)を済ませ、8時にはユニオンビルのスターバックスに行ってショートのコーヒー(8:2でお湯で薄めてもらう)とバターミルクビスケットを食べるルーティンがあります。糖質制限をしていますが、日曜日の朝だけは例外です。意見は受け付けておりません。

 

何故か?

 

 恵比寿ユニオンビルのスタバの日曜日の朝のシフトで働いているポニーテールの女性のバイトの方が美しく、また、その人と同じシフトのイケメンバイト君が、2人でにこやかにバイトされながら話している姿を見ると、なぜか僕まで心がやすらぎ、朝一で見るだけでその日が素晴らしい一日になるからです。イケメンは正義だと確信せざるを得ません。

 

 普段平日でも起きない時間に、日曜日はわざわざ起きて支度を済ませ8時にお店に向かうこのモチベーションの高さたるや。こんなハイなモチベーションが僕が行う全ての事柄にあれば良いのに・・・!と常々思うのですが、僕はそこまで作りは良くないようです。

 

 僕はモチベーションに波があるタイプの人間で、それは仕事も例外ではなく、その浮き沈みによって効率や頭のキレの変動幅がとても大きいです。これはある種問題でもあるのですが、なかなかそれを正すのが難しくて。

 

 常に一定のモチベーションを何かに向けるというのは、僕にとって至極難しいことで、それができている人は本当に尊敬しています。

 

 今回読んだ伊勢隆一郎さんの『騙されやすい人が成功する』では、人の欲求タイプ別にモチベーションをコントロール方法が書かれていました。

 

 

 伊勢さんは、人間の奥底にある欲求に向けて働きかける時、その欲求には6つのタイプがあるとおっしゃっています。自分が当てはまるタイプに適した方法で自分に働きかけることにより、モチベーションが生まれ、より行動的になると述べられています。

 

 その6つのタイプの前に、まず大きく2種類に分けます。

 

 アメタイプとムチタイプです。アメとはご褒美のことですね。つまり、何かを「得たい」という欲求が強いタイプです。

 一方ムチタイプは「〜はイヤだ」「〜になりたくない」といった、「避けたい」欲求が強いタイプです。

 

 そして、それぞれが「権力」「親和」「達成」に分けら、これら別にそれぞれに適したやる気スイッチを押す方法が在ると述べられています。

 

  1. アメー権力
  2. アメー親和
  3. アメー達成
  4. ムチー権力
  5. ムチー親和
  6. ムチー達成

 

「アメー権力」タイプ

 「権力を得たい」「支配したい」欲求が強いタイプです。人に影響力を持てる、相手が自分を無視できなくなる、相手が自分の言うことを聞いてくれる、が重要で、そのためなら行動のエネルギーが湧いてくるタイプです。「アルファツイッタラーになって、自分の考えを多くの人に知ってもらいたい」と言うのもこちらに当てはまります。

 このタイプの場合、自分が影響力を持ち、賞賛されたり尊敬されるシーンを思い描くとやる気がでるそうです。あるいは、既に影響力のある先人で憧れる人をイメージし、「あんなふうになりたい」という気持ちをより強く持つことがモチベーションアップにつながります。

 

「アメー親和」タイプ

 「親しい関係になりたい」欲求が強いタイプです。このタイプの人は、みんなで一緒にできる、大好きな人と一緒にいられる、相手の笑顔が見られる、ことが重要になってきます。例えば、「この仕事を成功させると、彼女と一緒にいられる時間が増え、お金も増えて彼女にたくさんのプレゼントができて、彼女の喜ぶ顔がたくさん見られる」といったことがモチベーションのソースになります。

「アメー達成」タイプ

 「目標達成」それ自体が欲求であり、「これを達成するぞ!」という気持ちがモチベーションになるタイプです。「手段の目的化」のようにも聞こえますが、あながち間違ってはいません。しかし、このタイプの人々は目標達成することが重要なので、モチベーションのタイプとしては最も行動しやすいと言えるかもしれません。

 このタイプの人は、目標を明確に設定すること、最終的な目標の為に小さなマイルストーンとなる目的を細かく設定することが重要になってきます。それの達成がモチベーションなので、途中で頓挫しないよう、上手く目標を小分けにして達成感を感じていくことが重要です。

 
ムチ系

 

 ムチ系はそれぞれの反対の意識になります。「健康になりたい」と言うよりも「病気になりたくない」というモチベーションの方向付けです。基本的に人間はムチの方が行動を促すスイッチになりやすいことは科学的に証明されていますよね。3.11直後の2011年12月のサントリーの業績は過去数十年でも最高益を出していました。ミネラルウォータが売れたからです。「水道水でいいじゃん」と思っていた人が放射能が怖くてミネラルウォータ購買に走った、という例を彼は著作で取り上げていましたが、そういうことです。

 

 「ムチー権力」タイプの人間であれば、「強制されて何かをするのはイヤだ」「自分の意思を尊重されない状況はイヤだ」等。ただ、豊かな日本では本当に追いつめられる程強制されたり、自由を奪われることはめったにありません。そのため「もう後がない程ギリギリな状況に自分を置く」ことが最高の行動のモチベーションになります。

 

 「ムチー親和」の人であれば、「親しい関係になれないのはイヤだ」、「親しい関係が崩れないようにしたい」欲求が強いです。人に嫌われたくない、人と分かり合えなくなるのは嫌だ、孤独はいやだ、と言った具合。このタイプの場合、「圧倒的孤独な自分の姿を想像したり、実際に連絡を絶って孤独になってみる」ことをしてみると、モチベーションがあがります。

 

 「ムチー達成」の人の場合は、「目標が達成されないことがイヤだ」「競争に負けたくない」という欲求が強いタイプです。問題が解決できない状況がいやだ、ライバルに先をこされたくない等。このタイプの人の場合は、目的が達成されなかった時の場合を考えたり、想定ライバルをたくさん作っておき、常に自分がライバルを追う立ち位置をキープすることにより、より自分の中の「負けたくない」「目標達成できない」という気持ちに火をつけ、モチベーションをアップします。

 

  僕の場合、「ムチー権力」「ムチー親和」が強いので、それらに対応する状況に自分をおいてみると、モチベーションのスイッチが入って、良いのかもしれません。とは言え、急にそう言われてもなかなか生活は変えられないし、三日坊主になることも多々あるでしょう

 

そういった人々のために、著者の方は毎日のルーティーンに、それらに適応した方法を細かく組み込み自分に暗示をかけることを推奨しています。

 

 朝起きたたら、ベッドの中で絶望的に追い込まれている自分の姿を想像する、不安に押しつぶされそうになりながらシャワーを浴びて朝食を済ます。通勤時間では、その絶望的な状況を打開するための案を10個必ず出して携帯でメモをとっておくEtc..。毎日のルーティーンに埋め込むことで、三日坊主を阻止して自分のモチベーションがあがる種を自分の生活の一部埋め込むことが出来ますね。

 

 確かに、僕も2ヶ月程前から「病気になりたくない、体質改善したい」という思いから、糖質制限を開始し、毎朝起きたら必ずサプリメントをとりプロテインを飲む習慣がつきました。毎朝の細かく設定された行動ルーティン(起きる時間から起きてからの行動や食べるものの内容まで)を確実にこなしています。

 

 最初は意識しないと忘れがちでしたが、今となっては、モチベーションの域から、ルーティーンの域に行ったので、意識することなく、無理なく、自然とこなすようになりました。つまり、モチベーションと意識しなくても、日々無意識にそれらを行動するようになる。モチベーションを持って意識的に行動していたことが、日々の生活の中で無意識の行動になること、が最終的な成果なのかもしれません。

 

 僕のように、仕事をはじめとする様々なことに対するモチベーションにムラが有る人は、ぜひ自分のモチベーションのスイッチを押す最適な解を見つけて、それを日々のルーティーンに組み込み、意識から無意識の行動にするようにしてみてください。すると、すんなり解決してしまうかもしれません。

 

 しかし、もし何かにモチベーションを持って取り組もうとしてモチベーションが沸かない時は、本当にそれは自分がしたいことか?と自分に問い直すことも重要ですよ。本当にやりたいことじゃなかったら、自分にとって重要なことじゃなかったら、自分のとって本質的なことでなかったら、モチベーション以前の話ですからね。