『コンサル一年目が学ぶこと』をエンジニア数年目の僕が読んで涙目。

 

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと

 

 

こういった類の「新卒が読むべき10冊」に挙げられているような本を、僕はこれまで好んで読もうとしなかった。なんとなく、本で紹介されているテクニックやTipsは、どうも胡散臭いに違いないと思っていたからだ。

 

しかし、以前友人が薦めていた『入社一年目 の教科書』を読んでみたところ想像以上に心に響いたので、今回はそれに似たようなタイトルで評価の高い本をamazonのkindleで購入して読んでみた。「処世術」と言ってしまえばそうなのだけれど、それでも前回読んだ本と同様、入社数年目にして読んでも、改めて考えさせられる内容が豊富に含まれていた

 

入社一年目 の教科書』では、「仕事術」や「処世術」について、50項目別に細かく書かれている。大変細かい内容も書かれるため、筆者のそれまでの経験が非常に強く反映されるに違いないだろう。もし、著者と同じような業界に務めている方が読まれると、そのまま利用できるものもたくさんあるに違いないが、業界により、しきたりは違うのでそこはケースバイケースで対応してほしい。

 

今回読んだ『コンサル一年目が学ぶこと』でも、本の構成は似たようなもので、4章構成、それぞれにつき10個程のテクニックやTipsが紹介されている。

 

  1. コンサル流話す技術
  2. コンサル流思考術
  3. コンサル流デスクワーク術
  4. プロフェッショナル・ビジネスマインド

 

このエントリーでは、それぞれの章で入社数年目のエンジニアの僕に特に響いたものをピックアップして紹介したい。

 

数字はファクト。そしてロジックで語れ!

 

ユーザーがこの機能欲しがってそうだし、作ってよ!

 

僕は、ゲーム開発・運用を飯の種にしているので、日々様々なユーザーデータを見たり、売上を見たり、施策の当たり具合を確認している。エンジニア(開発者)という立場ではあるが、自分達が作ったものがユーザー達にどのように評価されているかは非常に気になる。

 

そのような中、時々ゲームプランナー(施策や新機能を考えたりする人)の人から、このように気分で施策の提案が飛んでくる。おい、まずちゃんとデータをみたか、理にかなっているのか、と問いただしことが多々ある。

 

本当にその機能をユーザーが欲しがっているのか、その機能を実装するのに〜工数がかかるがそれほど工数を掛けても実装すべき機能なのか、優先度はどうなる?今とりかかっているタスクは?全体の戦略カレンダーの見直しはできているか?他のタスクの折り合いはどうする?その機能を実装した場合どれぐらい数字が変化する?

 

ちゃんと考えてこい!と言いたい。

 

こういう時、数字に裏付けされているロジック立ったものであればそれ以上に納得いくものはないだろう。つまり、そういうことなのだ。誰かを説得する時や、今回のように何か仕事で施策を打つ時、数字以上に物を語るものはないから、常にそれを意識して何かを提案したり、相手を説得したりして欲しい。

 

 

考える能力を養おう

 

世の中には様々な大量の情報が転がっている。それを整理する能力もとても重要だが、其の先にある「その情報から、自分自身が何を考えるか、どういう意見を持つか」ができるかできないかで、非常に大きな差がある。考える力を養うことは、様々な物事を多角的に評価する力を持つことで、それは仕事をしていく上で、情報を整理する能力にもまして必須とされている力だ。著者のようなコンサルティングを仕事としている人であればなおさらだ。もちろん、ものすごい情報収集能力がある人はすばらしい、しかし、誰しもがそういう風になれるわけではない。ならば、自分が情報を収集できる範囲内で収集し、そのように情報に触れる際は、必ず自分の意見を持って接することが自身のスキルの向上に繋がる。

 

集中すべきことに集中しよう

 

よくありがちなことなのだが、資料を作成したり文章を作成する際、本題には余り関係がないが、補足として必要な部分資料に力を入れてしまうことがある。

資料のデザインの細かいことに力を入れてしまったり、無駄に補足資料に説明を追加してしまったり。それは本質的ではなく、本題が伝わらなければ何の意味も成さなくなってしまう。だからこそ、もっとも重要だと思うことのみにフォーカスし、末端は「たいした影響がなさそうだから切り捨てる」と、勇気を持ち切り捨てることが重要だ。こういう考え方を「重点思考」「20対80の法則」と呼ばれていたりする。大事なことに集中し、それ以外を切り捨てる。

 

フォロワーシップを発揮する!

良い部下になればどうすればいいのか、上司とどのように関係を釣れば良いのか。チームを移動したり、上司が変わったりすると最初は誰もが悩むやつだ。結論としては、「リーダーをサポートするために周りを巻き込み、必要なことを考え、自主的に動けるようになろう」という言葉が全てを表している。リーダーがリーダー業務に集中できるよう、雑務を自主的に巻き取る、周りを巻き込む!そういう姿勢を上司に見せていくと、信頼が生まれる!「こいつは自主的に動けるし、よく気がつく、巻き込み力もあるし、仕事のできる後輩だ!」と。信頼関係は一夜にしてならず、日々の積み重ねがとても重要だ。常にフォロワーシップの心を胸に仕事に打ち込み、仕事を巻き取りまくってみよう。そうすると、いつのまにか自分のジョブサイズが広がっているだろうし、上司との信頼関係も向上しているにちがいない

 

 

まとめ

もう僕自身は入社して数年目になるし、新人アドバンテージもなくなってしまう年齢だ。なお、まだまだ下っ端のぺいぺいである。とは言え、このタイミングでこの本に出会えたことが様々な気づきを与えてくれた。特に、フォロワーシップの考え方や人付き合いの考え方には非常に感銘を受けた。僕自身が対人関係を構築するのが苦手だというもの一つの理由だが、それは言い訳でしかない。今一度、自身の仕事っぷりを省みて、明日から、とは言わず今日からの自分の仕事に、しっかり反映していきたい。

 

入社1年目の教科書

入社1年目の教科書

 

 

 

コンサル一年目が学ぶこと

コンサル一年目が学ぶこと