自分の気持ち悪さを認めることは、とても難しい。『すべてはモテるためである』

 

 有名AV監督である二村ヒトシさんが書かれた『すべてはモテるためである』という本を久々に読み返す機会がありました。二村さんは、僕の母校でもある慶應義塾大学を中退して、AV監督に成られたというユニークな経歴の持ち主です。

 

すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)

すべてはモテるためである (文庫ぎんが堂)

 

 

この本で二村さんは一貫して以下のことを主張しています。

 

なぜモテないかというと、それは、

あなたがキモチワルいからでしょう。

 

 自分自身の気持ち悪さを認めよう。その気持ち悪さがモテない要因だ。そもそも、お前は自意識過剰すぎるのだ。思っている程は、人はお前のことを見ちゃいないけど、思っ た以上に実はちゃんと見ている。言い得て妙ですが、とても核心をついた表現です。

 

 「俺はあいつが好きだ。あいつに好かれたい」って、思うことは人生において何度もあると思いますが、そうやって思い、好かれようとし始め色々行動を開始したら、実はもうその段階で既にビハインドをとっていて、色々と遅い。今までこのような経験をされたことはありませんか?既に出会っていてお互い印象が付いてしまっていると、その印象を挽回するのは難しい。本書でも触れられているように、第一印象はとても大事なんです、その初対面段階でできるだけ気持ち悪くない自分でいることが重要なんだなと本書を通して感じます。

 

 しかしながら、やはり初対面でうまく見せようとして空回りしていても、それはそれでとてもダサいし気持ち悪い。自分が持っているコンプレックスを隠そうと強がっていたりすれば、なおさら気持ち悪い。そんなこと、お前が思っている以上にとても簡単に相手にバレてしまう。かと言って、「俺のコンプレックスも何もかも母のようにすべて受け入れてくれ」なんていくわけもなく。

 

 だからこそ本書は、自分の気持ち悪さをしっかり認めて自分自身を受け入れてから、如何にキモチワルくない自分でいるか、という点を繰り返し各章で説明していきます。

 

 <あなた>と<私>という関係性の中でどうやって<うまくやっていくか>、そのためには、まず自分の気持ち悪さを認めよう。スタートラインにすら立たずひたすら小手先の技術や話術でごまかしている輩が多すぎる、と本書の冒頭で言われていますが、その通り。

 

 昨今の恋愛工学と呼ばれる男性向けの恋愛テクニック集も、実は小手先の技術や話術の話が多く、それを時と場合を考慮せず使っている人が多く、ただの勘違い男になり、まさに「気持ち悪い」状態になっている人が多いという話を女性陣から多く耳にします。

 

 モテテク、オシャレテク、トークテク、なんでもいいんですが、テクニックを身につけて試すのはいいかもしれませんが、時と場合を使い分けをちゃんとしましょうよ、って話なのだと思いますが。

 

 誰だってもてたいです。僕もモテたいです。でもモテナイ?なら、まずは自分自身としっかり向き合ってください。自分にすら向き合えない人が、他人と向き合えるはずがないし、他人とちゃんと向き合えない人が、モテるわけがない。

 

自分自身の反省も込めて、書評を書いてみました。

 

一人ひとりと向き合うことが最近ちゃんとできていなかったことを改めて反省して、次に活かそうと心に決意しました。

 

以前に書いた記事

www.madoka-saotome.xyz

 

 

こちらは女性向けVerの本です。こちらもかなりおすすめ 

なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか (文庫ぎんが堂)

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