カメコとコスプレイヤーに未来はあるのか 〜恋愛戦略としてのマッチングアプリ利用〜

前置き

 昨今オタク市場は、よりカジュアル化しており、コスプレするハードルも下がり、オタクでアニメや漫画の作品が大好きでコスプレを始めた人から、「私、アイドルになりたいの♡」と、自分のアイドルへの道への一つの踏み台にする人まで、様々な人がコスプレをされています。

 

 そんなコスプレイヤーの方々を支える一つの軍団がカメコと呼ばれる人たちです。様々な同人即売会や、アニメ・漫画関連のイベントでコスプレされる人たちを立派な一眼レフや撮影装備を抱え赴き、時にはポートレート撮影をしたり、はたまたスタジオの撮影にも駆りだされたり。押しているレイヤーさんの為なら躊躇いなく。

 

 そうして撮った写真を、インターネット上に無料でアップしたり、時には販売目的のROMにして作品作りをしたり。コスプレイヤーのみなさまが有名なる足がかりを作り、時には懐を温めたりすることに一役買っています。

 

 アイドルの「囲い」のようなイメージを持っていただいて問題ありません。可愛い・綺麗なコスプレイヤーの女性のまわりには、必ずと言っても過言ではない程、騎士団(さながら、某恋愛工学の、おち○ほ○騎士団のよう)と呼ばれる常連の囲いカメコが存在して、毎回そのコスプレイヤーが参加するイベントに参加したり、時には差し入れをしたり、イベントではそのコスプレイヤーさんに常に着いて行き、撮影を仕切りだしたり(撮影の待ち列が長すぎたりすると、途中で列を切ったり、時には列から囲み撮影に誘導したり、時には普通の一般の人には撮らせず自分たちだけが撮るようにしたりEtc..)、そうやって仲良くなると、アフターと言って、要はイベント後のご飯や飲みを一緒にしたりできるようになったりします。アイドルヲタの人でしたら、この「アフター」がどれだけ歓喜するものなのか、お分かりいただけると思います。一般人からしてみれば「アフターなにそれキャバクラ?wwwwww」と煽られる類のものですが。

 

 実のところ、オタク界隈、殊更コスプレ界隈は若干そういったキャバクラ臭が近年強くなってきているのは事実なんです。秋葉原が第二の風俗街と呼ばれ始めているように、オタクをターゲットにした似非風俗・似非キャバクラみたいなお店はここ数年でかなり増えました。

 

 例えば、有名なコスプレイヤーの女性たちが日替わりで働いている会員制のBarがあります。メイド喫茶等に行ったことがある人でしたらお分かりいただけると思いますが、料理や飲物のクオリティは低いし、店内の衛生も悪いです。でも、ファンなら行きますよね。自分の押しているコスプレイヤーと接触できるのですから。この商法は「AV女優が働くキャバクラ」と同じで、ターゲット層の違う廉価版と言ったところ。他にも、有名コスプレイヤーが店員として働き一緒にアニソンを歌えるアニソン限定のカラオケ等々。よくある話ですが、このような程よい距離感を保ち男性を追わせる関係性のスキームは、キャバ嬢が使う一般的なテクニックです。

 

 一般的に、カメコをしているような男性・オタクの男性は、夢見がちというか、現実を直視できていない人達が多く、日々女性と殆ど関わらない(関われない)人が多い印象です。一般的な清潔感のある身だしなみすら出来ない人も多いのが現状です。そのため、対女性のコミュニケーションに慣れていない人が多い。アルファなんて超遠い、ベータ中のベータメイル。若い人でしたらまだ救いはありますが、30代後半〜のおじさまカメコもたくさんいらっしゃるので闇が深い。擬似的に自分の娘を育てている気分になるのでしょうか?(僕はまだ20代なのでわかりません)しかし、一度一眼レフをGetして撮影技術を向上させれば、イベントに参加してコスプレイヤーの人たちと交流できるので、みなさん必死になります。ものすごく写真の上手い人もたくさんいらっしゃるので、その技術や熱意は、純粋に尊敬に値するでしょう。

 

 とは言え、やはり綺麗・可愛い・若い女性が相手ですので、あわよくば直結したいと思うカメコはたくさんいます。対女性コミュニケーションに慣れていないため、少しでも優しくされたなら勘違いしちゃう人がたくさん。相手はカメコの事を恋愛対象とは全く見ていないというのに。それでも、そうやって夢見ちゃう人が多い。

 

 そうやって勘違いをして、少しでもカメコが変な接触をすると、たちまち叩かれます。例えば、対人距離感を測れず、撮影の時にソフトタッチしてくるだとか、勘違い甚だしい言葉をかけちゃうだとか。

 

 一般的な人からみたら、普通にアウトだろと思うことを勘違いしちゃってサラッとやっちゃう夢見がち勘違いカメコは非常に多い。基本的には、裏のコスプレイヤーさん同士のLINEグループでめっちゃ叩かれていますが、より酷い内容だとTwitter上でも拡散されます。辛い。

 

 それでも、やはりレイヤーさんと関わりたいから、より機材にお金をかけて撮影技術を向上させようとする人がたくさん。現場に行くと、「マジでこの人ガンダムかよ」みたいな撮影装備をしているカメコ(大体キモいおっさん)がいたりします。

 

 機材にお金を掛けて撮影技術を向上させることも、もちろんとても良いことなのですが、一旦、コミュニケーションスキル等の基礎人間力・一般的な身だしなみ力上げてみては?と苦言ながらアドバイスを差し上げたい気持ちになります。頑張る方向性ちょっとミスってない?って言ってあげたい。コスプレイヤーの皆様はオタクやおじさんに外面は優しいですよ、とっても優しい世界、誰も傷つかない世界外面は。だけれど、内心キモがっていることを認識しておくべきです。これは僕自身にも言えることなのですがね。

 

どうしたらカメコはコスプレイヤーと直結できるのか 

 さて「そんな世界線にいるコスプレイヤーとカメコはどうしたら結ばれるのか」という本題のリサーチクエッションに入りましょう(やっとかよ・・)。個人的にたどり着いた結論から先に申し上げますと、「一般的に整った(キモくない)身だしなみ・体型・顔面で、平均収入以上ある20代〜30代前半男性なら、マッチングアプリを使った方がコスプレイヤー(現役・引退済み)と直結できる」と言うものです。理由は大きく分けて2つあります。

 

女性は現実的

 夢を売るアイドルや女優さんが結果的に某有名企業の役員、某有名社長と結婚するという話はよくあると思いますが、基本的に女性は男性よりシビアに、現実的に結婚や恋愛等について考えるようになります。歳を重ねるごとに

 何故ならば、生物学的に、どうしても女性の結婚適齢期は男性より早い。昨今晩婚化が進んでいると言われ結婚しにくい世の中になってきてはいますが、それでも20代中盤までには結婚したい、遅くても30になるまでには、と思う女性は過半数以上存在しています。コスプレイヤーの女性の人は10代〜20代の方が殆どですが、もちろん例外ではありません。

 「アイドルになりたい」なんてかなわぬ夢だと気づき現実を直視し引退する人もたくさんいます。また、コスプレをする女性は一般的に平均収入が低い傾向にあります(どこかの調査資料に掲載されていたのですが、どこか忘れた・・)。事務職やアパレル店員、美容師Etc等。

 

山田昌弘さんが書かれた『結婚の社会学』という有名な本があります。

 

結婚の社会学―未婚化・晩婚化はつづくのか (丸善ライブラリー)

結婚の社会学―未婚化・晩婚化はつづくのか (丸善ライブラリー)

 

 

 この本によると、日本では伝統的に「嫁取り婚」が行われていて、身分が上の家の娘が身分の低い家の息子と結婚することは避けられる傾向にありました。「嫁取り婚」が原則の社会では、女性のアイデンティティーは◯◯の娘、◯◯の妻、◯◯の母という形で確立されていきます。それに対して、男性は結婚によって身分、階層、職業などは変わりません。このような結婚制度を「ハイパーガミー(女性の上昇婚)」と呼び、現在もこの傾向をある程度引きずっていると考えられています。本書で著者が何度も繰り返した言葉があります。

 

 

結婚は、男性にとっては「イベント」であり、女性にとっては「生まれ変わり」なのだ。

 

 結婚相手として魅力的な男性は、「より良く生まれ変わらせてくれる男性」ということになります。統計を取ってみると、経済力のある男性ほど結婚していることがすぐわかるでしょう。一方、女性は人を選ばなければ結婚はしやすいのです。実際、経済状況が悪くなっても女性の未婚率は男性より低い。ただし、自分の「生まれ変わり」を託せそうな男性はなかなか見つかるものではないというのも事実です。そして結婚に対する強制力も弱まってきている昨今。というわけで、一定以上の魅力や地位がない男性は女性に見向きもされなくなる。

 

 だからこそ、一定以上の収入があり、最低限の身だしなみができている清潔感のあるカメコであれば、マッチングアプリを利用することにより、コスプレイヤーにターゲットを絞ってアタックすると、趣味も合いますし、割りとヒット率は高くなる傾向があります。マッチングアプリだと、男性側は収入や職業等の項目をきっちり書かないといけません。それがしっかり書かれていると、相手側も安心しますよね、出身大学等も書かれていたら、より安心感が生まれます。学歴・収入・職歴は女性が男性をスクリーニングする良い材料です。「そもそもマッチングアプリ使ってないんじゃ?」と思う人も多いかもしれませんが、今日マッチングアプリは、より一般的に、カジュアルになってきています。普通にインストールされている女性は多いです、一般人・コスプレイヤー限らず。

 

 マッチングアプリの「Pairs」に限って言えば、例えば「コスプレ好き」というコミュニティには多数のコスプレイヤーさんが参加しています。「アニメ・漫画が好き」というコミュニティにもコスプレイヤーさんが隠れています。

 

 これは僕自身の体験なのですが、「Pairs」の「アニメ好き」コミュニティに入っていた人から「いいね」が来たので、お写真も綺麗だし「いいね」返しをして、メッセージをやり取りしていると、相手から「実は私コスプレイヤーで、Twitterだとフォロワーが2万人程いるんです」と告白されたことがあります。確かにプロフィール画像に設定されていた写真は、明らかにポートレート撮影の類のものでしたし、妙に綺麗すぎたり、整いすぎている眉等から、コスプレイヤー臭はしていましたが、まさかの有名コスプレイヤーだったとは!みたいなことがありました。

 

 その方と実際にお会いして話をしていると、上記で述べたことをやんわりとおっしゃられていたのが印象的でした。

  • 様々なプロフィール項目が安心材料になっている
  • 趣味が合いそう(アニメ・コスプレ)
  • 一定収入以上を見込めそう(上昇婚できそう)

 

 コスプレイヤーの女性に限らず適齢期に差し掛かる女性はとても現実的なんだと改めて思い知った次第です。キモヲタ男性の皆様におかれましては、受け入れがたい現実をつきつけられているかもしれませんが、これが現実なんです。夢から目を醒ましましょう。

 

出会い方はなんだかんだ言って重要

 

 なら、現場でも同じなんじゃない?マッチングアプリである必要性無いんじゃない?と思う方もいらっしゃるかもしれません。いいえ、現場とマッチングアプリでは全く違います!

 

 考えてみてください。キャバ嬢がお店で出会った男性、つまり客として接していた人と恋人同士になるなんて、殆どないのが現状ですよね?いくらお金持っているお客さんでも、恋愛関係になることは殆ど無いと言われています。これはコスプレイヤーとカメコでも同じなんです、冒頭でも述べたようにカメコとコスプレイヤーの関係性はまさにキャバ嬢と客なんですから。なんだかんだ言って、出会い方は重要なんです。人間、出会い方とファーストインプレッションで殆どの関係性が決まってしまうのが現実です。

 

 これまで、「アイドルになりたい、私を売りだして欲しい、押して欲しい」そんな足がかりになってほしいと見ていたカメコを、恋愛対象として脳内スイッチするわけがありません。夢から醒めましょう、キモヲタカメコの皆様。現場でいくら囲っても、いくらアフターを一緒にできても、そこから先の関係には進めませんよ。それが現実なんです。

  

 だからこそ、コスプレイヤーとカメコの関係性に於いては、現場(イベント・撮影会)より、裏口(Pairsを筆頭としたマッチングアプリ)が有効であるということなんです。「コスプレイヤーと繋がるには現場しかない」というのは幻想です。実はあなたの周りにも隠れているかもしれません。マッチングアプリで結婚相手や恋人を探しているかもしれません。現場意外の場所から戦略的に探してみてください

非恋愛時代にカメコに未来はあるのか

 イベントに行って、可愛いコスプレイヤーさんをたくさん見て、たくさん写真を撮って、たくさん交流して、時にはアフターに参加して、一緒にご飯を食べたりお酒を呑んだりして。めっちゃ楽しいですよね。普段の自分の生活では関われない女性の人と、カメラ活動を通してこんなにも近くに居れて、交流できて、接触できるのですから

 

 でもね、それは夢なんです、一種のキャバクラなんです。夢だと分かっていてそこにいるなら、全然問題ないのですが、少なからずそうではない人はいらっしゃいます、カメコには。なんだかんだ直結したいカメコはたくさんいます。でも、正直あなた達は、9割のコスプレイヤーの女性のみなさまからすれば、one of themなんです。恋愛対象にならないんです。ジャガイモみたいな存在なんです。それが現実なんです。いくら囲っていたとしても。

 

 それでも良いなら、もっともっと囲ってたくさんのお金をつぎ込んで経済を回してください。お金を落とせば落とすほど経済は回るので、どんどん札束をつぎ込み彼女たちをステージの上に上げるお手伝いをしてあげてください。

 

 でも、少しでも現実的な手段を取って厳しい現実に立ち向かい、そういう彼女たちと直結したいと考えるなら、まずは自分を鏡で見て、一般的なレベルの清潔感のある身だしなみまで自身を整えて、そして平均収入以上稼いで、少し自信を取り戻し、マッチングアプリ戦略を実行し、スタティスティカル・アービトラージに数を射ちましょう。

 

  

夢から醒めて、現実に立ち向かうキモヲタカメコの皆様を、僕は心から応援致します。

 

ぼくは愛を証明しようと思う。

ぼくは愛を証明しようと思う。

 

 

LOVE理論

LOVE理論

 

 

www.madoka-saotome.xyz