ニキビに関連する肌トラブルの基礎知識をまとめたい。〜ニキビ(ざ瘡)・せつ・よう・粉瘤〜

はじめに

 

絶賛肌トラブル中で、新年明けて仕事はじめの今日、午前休みを頂き急遽皮膚科に行かざるをえないほど右頬のニキビのようなもの(あえてここでは”ようなもの”と表現しています)が腫れている筆者です。明けましておめでとうございます。

 

仕事のストレスや疲れがピークあたりになると僕はきまって肌トラブルに襲われます。ずっとそう。疲れが溜まったり、睡眠不足が続く時に必ず肌トラブル。顔にニキビのようなしこりのような赤い腫れ物。この症状に襲われると本当に外にでたくなくなる・・

 

昔から憧れてるんです、すべすべの綺麗な白い肌。色白な部分までは問題ないのですが、僕はどうもニキビ体質のようで、なかなかそのような肌にはなっていないのです。少しでも不規則な生活をすると肌、特に顔にでてしまう。おかげで顔はニキビの跡が。BeautyPlusやフォトショ修正必須の顔になってしまいました。しかし、せめてこれから、歳を重ねていく上で、できるだけ綺麗にしておきたいと思うのが男心です。

 

そんな僕が、これまで経験したニキビに関連する肌トラブルの基礎知識をまとめて皆さんに公開したいと思い立ちました。知識がないと「ニキビ」と一括りにしがちなニキビのような肌トラブル、実はちゃんとそれぞれ病名があったり、フェーズがあったりするのです。

 

僕達は何か検索をするとき、そのワードを能動的に知っていることが前提で検索をしますよね?検索するワードを知らなければ、それに関することを知ろうともしません。今回の「ニキビ」のようなものは、「ニキビ」というワードに一括りにされがちで、それで検索されてしまい、表面的な「ニキビ」に関する知識しか得ることができません。もしかすると、その検索からレコメンドや、見つけた記事等の中で連鎖的に病名を見つけることができるかもしれませんが、一括りにされたそのワードのみで現在の自分の「ニキビ」に関連するような肌トラブルを「ニキビ」と断定してしまう。僕もその一人でした。後々調べて知った病名やフェーズ、原因や治療法、実は他にもあったり・・等「もしこの知識を治療前にしっていたら」と後になって後悔することも。なので、一括りにされがちな「ニキビ」に関連する肌トラブルのそれぞれについて、今回は簡単に基礎知識を僕なりにまとめてみます。今回のエントリーを通して伝えたいことはたったひとつです。ニキビっぽいものには大まかに「ざ瘡・せつ/よう・粉瘤」3つある!!!です。それではまいりましょう。

 

にきび(尋常性ざ瘡[そう])

いわゆるみなさんご存知のニキビです。ざ瘡といいます。いわゆる、思春期のホルモンのアンバランスにより皮脂腺の働きが 高まり、毛孔・脂腺排出管の角化と毛包内の皮脂の貯留による面ぽうの発生→丘疹(皮膚上に盛り上がってきた)→膿疱(膿のようなものが溜まっているかも・・)→硬結→嚢腫(のうしゅ)→瘢痕(はんこん)(跡が少しのこってしまったかも)と変化していきます。簡単に言うと、「毛穴がつまり皮脂が溜まって炎症を起こした」という状態でしょうか。見分け方のコツは「皮膚の層の上の方」で発症しています。これが、しこりのように皮膚の奥の方から出来ている気がする!というものは、ニキビではなく後述する「せつ」や「よう」、「粉瘤」を疑った方が良いかもしれません。

 

せつ・よう

せつは、いわゆるおできです。ブドウ球菌感染で生じた圧痛のある結節です。皮下の脂肪組織に現れる脂肪腫という良性腫瘍ですようは皮下で連続したせつの集合体であり,せつよりも化膿が深く瘢痕を残す場合が多く、また、痛みとともに発熱することが多いです。同時にリンパ節がはれることも多いそう。

せつ,ようともに健康な若年成人に発症することがありますが,肥満者,免疫不全患者(好中球欠損症を含む),高齢者に生じる方が多く,またおそらく糖尿病患者でも健康な若年成人より発症することが多いらしいです。(参考Link)あと油肌の人もなりやすいとの情報も。

ニキビより肌の奥の方から何か腫れている気がする」「ニキビより腫れている範囲が大きい」等感じた場合はこちらを疑ったほうが良いでしょう。こちらの場合はニキビのように、皮膚科に行って、内服薬の抗生物質や炎症止め、外薬の抗菌クリーム等を処方してもらう他、場合によっては排膿してもらう場合(患部から膿を出す)があります。ニキビより大きな規模で赤く腫れて、患部がブヨブヨしている状態、でもニキビのように表面には点のようなものが現れない、のような症状の場合は進行している状態なので早めに皮膚科に行きましょう。

 

粉瘤

ニキビは皮脂がつまる事で出来ますが、粉瘤は垢や老廃物が内部の粉瘤袋に溜まることでできます。 皮膚の下に袋?とびっくりする人も多いかもしれませんが、本当に袋ができており、出来始めの粉瘤は見た目がニキビと非常によく似ています。ニキビの場合、潰すと内容物と芯がでてきますよね?粉瘤の場合も、内容物が出てきますが、袋自体を取り除かないといけないため、潰すだけでは完治しません。そもそも自分で潰すな、ということなのですが。粉瘤の場合はメスを入れて取り除く手術をしないかぎり完治はしません。切開手術や、ヘソ抜き法(くり抜き法) といった手術を行い取り除きます。

 

 

まとめ

どうでしょう、ニキビっぽいものだけでも3、4つの病気があり、それぞれ違った特徴があります。年も開け、年度末にかけて仕事もプライベートも忙しくなっていく皆さん、ニキビっぽい肌トラブルに見舞われた際は、ぜひ一度、それが本当にニキビなのか、ご自身でしっかり確かめてみるのも良いかもしれません。そうすると、もしかしたら改善方法が見つかるかもしれないです。僕の場合は、糖質大好き人間だったため、糖質制限を行い、不足しがちなビタミンやタンパク質をしっかり摂ることを意識して、体質改善を一旦試みています。一生付き合っていくあなたのお肌、その場その場のケアも当然ですが、長期的な視野で健康に保てるように普段の生活を見直すことも重要ですね。

 

参考リンク

尋常性ざ瘡: ざ瘡と関連疾患: メルクマニュアル18版 日本語版

せつおよび癰(よう): 細菌性皮膚感染症: メルクマニュアル18版 日本語版

にきび、おでき、せつ、よう:一口メモ

粉瘤(アテローム)の手術方法と術後の痛み・ダウンタイム | ヘルスケア大学

渋谷駅前おおしま皮膚科 小児皮膚科 アレルギー科 形成外科

 

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