今日発売の『東京タラレバ娘』4巻を読んで感じる、リアルなアラサーの”自意識維持装置”と”その幻想をぶち殺す”ラスト

『東京タラレバ娘』の最新巻4巻を購入しました。

 

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ネタバレ有りです。冒頭から迫力のある一文です。

 

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って言える女だったら、今頃とっくに結婚出来てるっつーの

 

 

なんて言いつつ、「惚れてる人のために髪型を変えよう!」みたいにキャッキャウフフ女子会ではしゃいでいる30超えのメンバー達。

 

倫子は3巻で出会った映画バーの経営者のお付き合いすることになりましたよね。

 

しかしがら、お付き合いしていく中で段々と耐えられなくなって行きます。

 

そしてボソッと、、、

 

世の中の女は2種類に分けられる 妥協できる女と妥協できない女

どうやら私はできないほうの女らしい

 

どっちがいいんだろうね 

他に女がいても一緒にいて楽しい男と 

私だけのものだけど一緒にいてもしっくりこない男

 

あたしは一緒にいてしっくりくる人ならもうそれでいいや

 

 

ハイ、キタ━━━━(゚∀゚)━━━━!!

 

アラサー独身女性勢の自己肯定・自意識維持装置

 

この倫子の言葉に香も小雪も、現在の自分達の関係性について考えます。

 

妻子持ちの男性と過ごす小雪、彼女のいる男性と過ごす香

 

彼らの発する言葉全て、自分に都合の良い方に読み替えていきます。

脳内お花畑」もいいところ。

 

幸せでいえば、ここでこうして小雪さんと岩盤浴をしながらおしゃべりしているほうがよっぽど幸せだよ

 

小雪

クズ。でも、正直で可愛い。子ども好きでもないのに幸せぶりをかざしてくるその辺の男よりよっぽど正直だわ

 

 

香も同じパターン

 

なんか会話が咬み合わないんだよなー あとオレたちあーゆーファッション系の奴ら基本的に話があわねーし

香 

じゃ私と話しているほうが楽しい? 若さじゃ勝てないけど

 

ああ じゃねーとおまえとこうやって会わねえよ 疲れるんだよな時々 ああいう子といると

 

きっと、もう、二人だけの世界なのでしょうか。two, only two..

 

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不倫女子の心理サイクルに似てますよね、というか同じですね。

 

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「朝起きて横に彼がいてくれることがどれだけ幸せか、不倫をして初めてわかった」「いつも家でしか会えないから、浴衣を着たり、パジャマパーティで彼が楽しめるようにしてる」「彼が帰るときはすごくさみしいけど、絶対笑顔でお見送りするって決めて……」もうだめ。書いているだけで私の視界が涙で曇ってきた。いい子すぎるよう……。 

 

良く言えば、凄いピュアピュアな純真な気持ち

 

客観視すれば、おばさん気持ち悪いな・・

 

3人はそのうち、こういう自意識になっていくのでしょうか。

 

一方で倫子は彼に別れを告げ、どん底に陥りますがKEY君が仕事を振って、それをこなす過程で復活しました。

 

恋愛が上手くいかない以上仕事しないと干上がっちまうからな!!

 

ここの意識のすり替えと言うか、恋愛と仕事を同等に並べて比較する部分、この価値観、僕には正直わからないのですが、アラサー女性にとっては一般的な心理なのでしょうか。

 

失恋をして、その穴を何かで埋める的な一時的な応急措置として、仕事に打ち込んだり、趣味に熱中したりするのはよくある話だとは思いますが、ここでは少し意味合いが違ってきているように思えます。

 

<恋愛至上主義>(笑)みたいなものでしょうか。

 

某メディアの不倫記事では最後にこう括られていますが、

 不倫はアラサー女子の最後の希望

もし不倫をしたことない女子が「それって本当の愛じゃないよ」「将来の約束も含めて、責任を取ることが愛情でしょ」と言い出したら、それは自分の生き方を否定しないための防御です。愛にひたむきに生きること、小さな愛情を大事にすること。それができていない私たちに、不倫を止める資格はありません。

 

 

結局最後に倫子はぐさっとKEY君に言われてしまいますね。

 

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ことごとく、最後の希望を粉砕していくので、見ていて僕は気持ち良いです。

 

まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!

って、上条当麻に言われそうです。

 

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